20周年の締めくくりとなる今作。その歴史を考えた時に、「そうだ、劇団員だけのちっぽけな物語を作ろう」と思い立ちました。15周年記念公演「賊」のような、大掛かりな舞台装置でド派手な公演をやることも考えたのですが、やっぱり私達「らしさ」って、ちっぽけな物語かなあ、と思うのです。劇場もキャパでいうと80席くらいの小劇場。およそ20周年を盛大に祝うような広々とした空間ではありません。でもこの小さな劇場でお客様と私達がまるでひとつの小さな空間を共有するような、一緒にちっぽけな物語を旅するような、そんな公演にしたいなと、そんな珠玉のシチュエーションコメディを作りたいなと思いました。それが一番私達「らしい」んじゃないかな。舞台は小さなボロアパート。そこに集ったちっぽけでろくでもない人間達。ただそれだけの、だからこその空間で、センチメンタルにもほどがあるコメディで笑って泣いてください。
劇団6番シード代表・脚本・演出 松本陽一
29日/5日=鈴木智晴(劇団東京都鈴木区)
30日=高橋明日香
1日=吉田宗洋
2日/3日=柚月美穂
4日=松田信行(天然工房)
6日=福田真夕
8日=茶風林
23日/25日13時=福地教光(バンタムクラスステージ)
24日/25日18時=緒方ちか
26日=山本香織
[脚本・演出]松本陽一 [舞台監督]海老原翠 [舞台美術]青木拓也 [照明]榊原大輔
[音響]兼坂香弥 [宣伝美術]AMICORYU [宣伝写真]田畑誠一郎/松本幸子
[ウェブサイトデザイン]小和田明 [制作]島崎 翼/山田杏子(鼬屋)
[協力(50音順)]ALBA/イズム/大沢事務所/オフィスiccho/劇団東京都鈴木区
サンミュージックアカデミー/GMBプロダクション/GPR/ダブルアップエンタテインメント
天然工房/バンタムクラスステージ/ホーリーピーク/舞夢プロ/
20年間でお世話になったすべての人々