天津風涼子・・・附田泉 公演の度、終わった後私は一体どんな表情になるんだろう、いつもそれを考えます。 今回は芝居・体力・精神力など全てが戦いで、私自身への挑戦でもありました。 お蔭でアクションもできたし、早替えもしたし、色んな衣装もきれたし、いっぱい芝居ができたし、筋肉痛で階段下りれなかったり、会社のトイレで蹴りの練習をして制服のスカートを破ったこともあったけど、全部全部含めて今回は楽しかったです。 打ち上げからの帰り道(もちろん朝帰り)、自転車を乗りながら受ける風が気持ちよく、”アマツカゼってこんな感じかも、よかった、私にも爽やかな風が吹いたよ〜”、という気分でした。 皆皆様、本当に有難うございました。 (天津風・・・天上を吹く風、、、と何かに載っていました)
萩野千佳・・・あづさ 私は言い続けたんです。「千佳は普段の私とは全然違う」と。そして結局、最後まで誰も信じてくれませんでした。それどころか、見に来てくれた友人達から発せられる言葉は「っていうか、千佳ってあづさそのまんまじゃん。」…でも終わった今、それでもいいかな、なんて思っているのです。 千佳はいつも元気で笑顔で能天気。一緒にいるこっちまで元気になってくるんですよね。そこにいるだけで周りの人を明るい気持ちにさせるなんて、なかなかできないですもんね。うん、私そのまんまだっ。 それにしても、千佳は大福が大好きで、芝居の中で私はたるほど大福を食べました。大福って実は日常生活にはあまり登場しない代物なんですよね。それをバクバク食べる千佳のおかげで、公演後には痩せるというジンクスは一気に覆されました。しばらくは大福はごめんなさいです。結局、稽古・本番を通して100個以上の大福を食べた記録は、私の記憶にしっかりと残るでしょう。そして、今を生きる私の体型にも。