小沢和之(マスター)
今回は大道具、小道具共に大変でしたが、振り返ってみるとやっぱり楽しかったです。芝居の面では客演の宮ア稲穂さんの力をお借りすることができ、とても良い経験をさせていただきました。本当にたくさんのお客様に観に来て頂きまして有難うございました。

荒木暢彦(ガク)
お客様、6Cメンバー&スタッフの皆様とその他大勢の関係者の方々のお陰でガクという役を楽しく演じさせていただくことが出来ました。今はただ感謝の気持ちで一杯です。本当にどうもありがとうございました。

あづさ(スミレ)
なんだか、終わってしまうのがすごく寂しかったですね。たくさんの素敵な方々に囲まれて、本当に楽しい日々でした。久々のシリアスで、しかも今回初参加の方もいらっしゃって、稽古場の雰囲気がいつもと違っていて、毎日新鮮でした!まだまだやれることがいっぱいあったなあ、と感じています。「ギブテン」は終わってしまったけれど、ギブテンの世界のこと、トーキーのこと、ガクのこと、そしてスミレのことをまだまだじっくり考えていきたい、私の心の中に深くしみる大切な作品です。参加してくれた皆様、スタッフさん、毎度の6Cメンバー、そしてご来場いただきました皆様、本当に有難う御座いました!

宇田川美樹 (トーキー)
舞台上での存在感。
空気を創るのが難しい役でした。
自分のラストシーンは、みんなにゆだねられている感があったし、逆に自分も良いバトンを皆に渡せたかな?!と思いました。でも、楽しく演じられたので私的には◎です。

富沢謙二(真田眩司)
今回も公演を支えてくださったスタッフの皆様、宮アさん、6Cのメンバー。そして・・・、お客様に感謝致します!!

 

 

 

附田泉(リン)
ギブテンの稽古中、ふとベトナムの街を思い出しました。夜遅くになっても、お店の明かりは消えることなく街には人があふれ、そして朝になると道を渡ることもできないくらいに人やスクーターの群れ(ドクというドラマの1シーンにもありましたね)。マーケットに行けば、観光客とみては我先にと寄って来て物を売ろうとします。中には小学生より小さな子供もいました。
もし私があの国に生まれてたら、もし昭和29年があんな時代だったら、今の私では生きていけないかもしれません。この作品を通して彼らのように強く生きなきゃと思いました。
『ギブテン』を支えてくださったスタッフの皆様、共演者の皆様、そしてご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。これからも6番シードをよろしくお願いします。

松本陽一(掃除屋)
昔、学生時分に、予算が3億くらいかかりそうな映画の台本を書いたことがある。それを最近ある女優に見せたところ、意外な答えが返ってきた。
「トム君はコメディよりシリアスのほうがいいよ」
だからという訳ではないが、今回、舞台台本としては初めて、シリアス物に挑んだ。しかも半端じゃない重い話。
 お客様の反応も様々でした。演じる役者の反応もそうでした。私自身喜劇作家になるつもりは無いのでそのうち書こうと思っていたんですが、映画と違って舞台はやっぱり難しい。まずハッピーエンドじゃないまま幕が降りるイメージが沸かない(ハッピーエンドにもいろいろありますよ、大団円もあればほろり切ないのもありますし)。幕が降りないとあっては台本も書けないというものです。映画はむしろちょっとアンニュイに終わるくらいがカッコいいのですが、舞台はやっぱり白黒はっきり終わらせる、みたいな思いは今でも僕の中にあります。そんな昭和29年はねえよ、っていうお叱りもずいぶんあったんだろうなあ。基本的にこの話はフィクションです。
 終わってから言うのもアレですが、当時、今普通に生活していて使っているかなりのものがあったみたいですね。ホント勉強になりました。今の形の口紅(私は勝手に筆だと思ってた)、ヘアピン、茶髪、英会話レッスン、偏差値、とか。本番間近になって、時代が微妙なものが出てくると、「大丈夫きっとあったよ」くらいの勢いで舞台にのせてました(それはそれで問題)。
また気が向いたら、シリアス物にチャレンジしてみたいと思います。その時は、ここまで重くなく休憩もない話にしますので。
 次回公演は、いよいよ久間勝彦の二年ぶり(そんなもん?もっと休んでなかった?)の新作「ラストシャフル」です。「シャッフル」でなく「シャフル」ってとこがミソらしい(未確認)。
 私はというと、12月に控えたノンストップダンシングコメディの準備をしつつ、あの部分の治療の為、しばし静養に入りたいと思います。
 ご来場、ありがとうございました!9月に大塚萬スタジオでお会いしましょう。

名賀谷純子(ハル婆)
元旦に初詣に行きましてね。お賽銭をなげようと思ったら、急にその小銭が目に入ったのですよ。よくよく見たら、昭和29年の10円玉。ビックリですよね。
さて、今回初めて自分の年齢より上の役をやりました。外を老けさせても中身が伴わないと、うすっぺらくなっちゃうし、なので、なるべくなるべく「老けなきゃ」ってこだわりを排除してみました。でも難しいやー。まだまだ修行しなきゃね。そんな感じです。
ご来場誠にありがとうございました。次にお会いするときは、どんな役でしょ。自分でも今から楽しみです。



土屋兼久(マン坊)
羽流万太郎、ことマン坊を演じさせて頂きました。実はマン坊の苗字カッコイイんです。ハルですよ。そういえば今まで演じさせて頂いた役の苗字、どこか二枚目風を吹かせているように思います。君島(きみしま)、牧村(まきむら)、掛井(かけい)、椋梨(むくなし)、どうでしょう?実際挙げてみると大した程でもないですね。
ギブテン大楽のマン坊のラストシーン、鼻水がダラーンと垂れてしまったんです。ラストシーン観て頂いた方なら「あのシーンならね」って納得してもらいたんですが…。演じながら、ヤバイ口に入かも!じゃあ、すすったら?…お客様引くかも!って邪念が過ぎりながらも、すすりました。粘度が濃かったたのかすんなRI…(皆まで申しません、不快に思われた方すいません)ギブテン楽日に学びました。登場の前には鼻をかめと。最後にこの場をお借りして、観に来て下さった多くの方々、欠かさず観に来て下さっているK様、本当にありがとうございました。

チロル(先生)
今回は、先生の役をもらいましたが僕は大道具も担当だったのでとてもがんばりました。今回もとても良いセットが出来たと思います。これからもいっぱいがんばっていきたいと思います。

 


平川洋祐(鉄)
鉄です。ギブミー・テンエンは今までの役者人生の中で一番青あざを作る公演だったんじゃないでしょうか。これからも体張ってがんばりまっせ。というわけでご来場くださった皆様に感謝感謝!!

浅田啓治(構成員)
今回、小さい役でしたが、とてもやりがいありました。これからも、日々努力していきたいと思います。いっぱいセリフがもらえるように。

田中寿一(元太)
楽しかったです。昭和。
楽しかったです。総勢40人弱。
芝居の方も、舞台美術の方も、2・3公演分まとめてやったような、そんな充実感や疲労感や陶酔感ス。その反動で、公演終わってから1週間経った現在、すっかり気が抜けまくっております。心の中はまるで秋の海水浴場のようです。
6Cメンバー以外の参加者の人々とのカラミが楽しかったです。大先輩の方々や、同年代の若武者に色んな刺激を受けました。非常に異常に刺激的でした。舞台でも裏でも遊んでくださっ
てありがとうございました。
ついでに自分の役の話を…。やはり「子分的」というか「下っ端的」というか「弟的」というか「チキン的」というか、そういうサブ的要素な配役が向いているような気すらしてきました。タッパ(身長)もツラ(容姿)もこんなんですし。もう「シリアス二枚目」とか高望みはしないことにしました。だからお願いしますね、久間さん松本陽一さん。
舞台美術は、ツラくて楽しかったです。デカかったんで。次こそは回り舞台やりたいです。ドリフ世代「最後の継承者」として…!
田中家及び親戚の皆様、護国寺Oh!Bar Driveのマスター、オダ様、ご協力ありがとうございました。
ご来場頂いた皆様、応援して下さった方々、本当にどうもありがとうございました!

※今回の参考資料:
「役者編」→【ビデオ】新選組!、仁義なき戦い、酔いどれ天使、夜を賭けて
「舞台美術編」→【ビデオ&DVD】夜を賭けて、8時だヨ! 全員集合、酔いどれ天使
【書籍】赤線跡を歩く、8時だヨ!全員集合の作り方【スポット】ナムコナンジャタウン、昭和館(千代田区)


さとう波子 (おキョン)
おキョンですよ。絶対シリアス班の名前じゃないですよね。派手で馬鹿で人情家で。ウォーターヒル(舞台となった酒場)にいるのが楽しくて、みんなのこと大好きでたまらなかったです。みんな愛してるよ!

齋藤恵 (ミミー)
今回の役は私の性格とちょっと遠い役だったなとしみじみ思いました。
今回も芝居中に泣いたりして、私はそんなに泣き虫では無い。
そして、公演が終わってやっと気付いた事が有ってこの子は可愛い性格の子だったんだと分かりました。
遅いですかね。とても勉強になった役でした。

嘉山理絵(シズ)
6Cとしては異色とも言える今回のこの作品、いかがでしたでしょうか。公演が終わってからも、色々な事を考える毎日です。約三時間という長い物語に付き合って下さったお客様、誠にありがとうございました。そして、「冬道場」から始まった「ギブテン」に関係した全ての方々、お疲れ様でした&ありがとうございました。今後もお付き合いの程、よろしくお願い致します。

出村圭 (奈津子)
今回、生まれて初めて「死にたい」と思いました。
いや、別に物騒な話ではなくて、奈津子としてです。
ひどい目に遭ってボロボロになって、たったひとりの大切なお兄ちゃんも死んじゃって、「こんなことならお兄ちゃんと一緒に死んだ方が幸せだった」って。
もうこの先きっと思うことはないので、貴重な体験でした。 どんなにつらくても、生きてりゃきっといいことありますよね。 だから奈津子はあの後、おばあちゃんになるまで生きます。
って、勝手に考えてます。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

木全園呼(娼婦)
エキストラ参加の木全園呼です。
初めてこんなに大きな舞台に立たせて頂きました。
感想としては、セットや役者さん音響さん照明さん何をとっても素敵でした。感動の連続で・・・こんな素晴らしい体験が出来たことに本当に皆さんに感謝しています。
反省点は沢山ありますが、この体験をしっかり次へのステップアップに繋げていきたいと思います。また、この舞台で沢山の方に出会えたこと、こんなにも嬉しい出来事はありませんでした。人生で大きな出来事の一つだったと思います。皆さん本当に有難うございました。


戸田早奈美(娼婦)
お疲れさまでした!!
いろいろな事ふくめ、この一言はかかせませんよね。
あとはやっぱりたくさんのありがとうを皆様に!!

笠原佑季子(娼婦)
みなさんに出逢えたこと『宝物』になりました!
どうもありがとうございました。

廣隆優 (娼婦)
エキストラで参加させてもらってちゃんとやっていけるか、最初はとても不安でした。初心者で何もわからないし、周りは知らない人ばっかりだし…。でも、公演を終えてみて、参加して本当によかったと思っています!色んな人に助けてもらいながら、すごく良い人達とすごく良い舞台に立ててとってもうれしかったです(*^∀^*)貴重な体験をさせていただきました!ありがとうございました!

森田麻理(娼婦)
実は母親も娼婦で、あらゆることを仕込まれて育った「美よし」です。(裏設定)
各々、かってに設定を決めて遊んでいた参加娼婦’s。(楽しかったぁ)
稽古場へ行く度に増える台本、出来上がってゆくセット。久しぶりにワクワク感を味わえました。
「ギブミー・テンエン」を作ってゆく中でたくさん笑ったし、いろいろ吸収させていただきました。参加をして本当に良かったです。


宮ア稲穂(吾妻敏雄-イーストサイドカンパニー社長)

ご来場いただきました多くのお客様、本当にありがとうございました。上演時間の都合でご挨拶出来なかった方々、本当に申し訳ありませんでした。どうかお許しください。
終演後、カフスボタンを拾って下すったお客様、ありがとうございました。
さて、今回の「ギブミーテンエン」というお芝居、台本が完成した時には驚きました。なにしろバッタバッタと人が撃ち殺されていくおハナシ、そして誰もいなくなる物語なのですから。
出演依頼があった時、「シリアスやります!」と聞かされてはいましたが、まさか、みんな死んじゃうとは・・・私も「6番シード」といえばコメディーだと思っていましたから、ファンの方々も驚かれたのではないでしょうか?正直、最初はどうなることかと思っていました。ところが蓋を開けてみれば、多くのご好評をいただき、作・演出そして6Cの力に脱帽しております。そして私の演じたヤクザな社長も皆様に喜んでいただけましたようで大変光栄です。ヒゲが似合うというご意見には、ひとりニンマリとしております、久しぶりに伸ばしたかいがありました、アハハ。実は社長毒殺シーンの台本をもらうまではつけヒゲも考えておりました。ですが、あの派手な死に方ではもたなかったでしょうね。さて次はどんな役が廻ってくるのでしょう?またどこかの劇場で皆様にお会いするのを楽しみにしております。
最後になりましたが、6Cの皆さん、本当にお疲れ様でした。コメディーであれシリアスであれ、エンターティメントとしてお客様に受け入れられたのは、皆さんの良い持ち味だと思います。これからも上質な物語を観せてください。お世話になりました。次回公演、楽しみにしています。