4月24日(土)・25日(日)
6年C組 トム先生
37人相手に奮闘! |
多っ、登場人物多っ!先週から役者のコメントが当HPに掲載されております。どどーんと37人。え、そんなにいたの。アタシが驚きました。
確かにね、狭いですよ、稽古場。37人っていうと、学校の一クラス。先生はいつもこんな人数を相手にしているのか。た、大変な職業ですな。
当HPではよく「ねたばれ」という言葉が出てきます。読んで字のごとく、ネタをバラさないようにしようね、という意味です。作品の大事な部分を語ってしまい、観に来たお客様ががっかりしないようにしようね、ということで、稽古場便りも役者のコメントも、その辺りを配慮した文章になります。
しかし難しいですな。あまりにもバラさないとまったくどんな作品か分からないし、「うわあ気になるなあ」と思ってもらう為には、チラチラとネタを小出しにしたほうがいい場合もあります。そのさじ加減が宣伝広報にとって難しいのであります。昔、シックスセンスという映画を見まして、僕としてはとても面白かったのですが、あまりにも「衝撃のラスト」という宣伝文句を聞きすぎていた為、この後、衝撃のラストだ、ということは…、と先読みしてしまい、オチが分かってしまいました。もしその宣伝文句を知らなかったら、間違いなくそのオチは気付かなかったでしょう。
という訳で役者37人のコメントも、「シリアス物」「昭和」この二点に的を絞って皆さん書かれたみたいですね。それ以上は「ねたばれ」の危険が伴うので。そこで私はひとつ冒険してみることにしました!今から、ぎりぎりの「ねたばれ」にチャレンジしてみましょう。「ギブミーテンエン〜昭和29年のクリスマス〜」はこんな話だ!まったく先入観なしに観たいんだ、という方は今すぐPCをシャットダウンしてください。
何故にカウントダウン形式? |
第五位 (何故かカウントダウン形式で)
設定は昭和29年だが、かなり特殊な街のかなり特殊な人々の物語なので、あまり昭和は関係ない。
→じゃあ役者のコメントは一体…。
第四位
登場人物男性の40パーセントは裏社会の人々。女性の80パーセントは娼婦。
→80パーセント娼婦って一体…。
第三位
最近の6C作品は一幕物、一晩物が多かったが、かなり長い月日の物語だ。物語は夏の暑い日から始まる。 →じゃあサブタイトルの「クリスマス」って一体…。
まともじゃない主人公
どうも、僕です。 |
第二位
主人公はまともな人間じゃない。 →そんな主人公の物語って一体…。
そして 第一位!
この物語、最後には…。
危ない危ない、本当に「ねたばれ」してしまうところでした。以上のことをふまえると、「ギブテン」はこんな話になります。
「あまり昭和の雰囲気という感じでもない街で、80パーセントの娼婦に囲まれて、まともじゃない主人公が織り成す、長い月日をかけた、最後に何かありそうな物語」
何だそりゃ。
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