一人一言　―公演を終えて―

◆あづさ（橘真理役）

真理ちゃんに初めて出会った時、彼女はなかなか私に心を開いてくれませんでした。けれどあきらめずに言葉をかけ続けると、少しずついろんなことを話してくれるようになりました。龍治さんへの想い、悲しみ、切なさ、そして幸せ・・・・・・。 いつしかその想いは、私の中で輝き始め、今ではあづさ自身の想いとして色あせることなく生き続けていきます。不思議だなぁ、この感覚。これからももっともっとたくさんの素敵な想いが増えていきますように！ Special thanks to all the people coming to see us,　6cmembers, all friends of mine,　and my parents.

◆小沢和之（轟龍治役）

今回はとても良い経験をさせて頂きました。自分の芝居における課題がクリアに見えて、次に是非、改善したいと思います。龍治という役はいったいどういうふうに作っていけばいいのか、最初の段階で、とても考えていた気がします。しかし、稽古を重ねて行く内に、すこしづつ見えてきたように感じ、本番では、自分は自分の龍治をやればいいんだと思うようになりました。全体としては周りのキャストの方々にもしっかり支えられとても想いで深い作品になったとおもいます。これからもこの経験をいかして更に皆様に楽しんで頂けるように精進したいですね。観にきて頂いた方々に心から感謝します。 本当にありがとうございました。

◆附田泉（南条早百合役）

本当は私、南条早百合、嫌いなんです。でも、なんでしょうねえ〜、終わってみて、すごい満足感というか充実感のようなものが強くあって、これはきっと私が南条さんを演じたから得られたものだと思うんですよ。南条さん、感謝です。いやあ、私は南条早百合、大好きですよ。 ある役者さんが言っていました、｢役者なんて芝居で憂さ晴らししてるようなもんだ｣って、、、今ならその気持ち、分かります。

◆松本陽一（権藤・富倉役）

私、悪役のほうが性に合ってます。作品の中盤から登場し、自分勝手に登場人物たちをかき回していく権藤という役は、力を抜いて、さくさくと演じる事が出来ましたねえ。元々悪人なんでしょうか、私。 密かに演った二役のほうが物議を醸しておりまして、あのアフロと権藤が同じ人とは思わなかった、とか、本当にお客さんだと思った人も大勢いらっしゃったみたいで・・・。あんな奴いねーよ。 客席でスタンバイしている時、ジョークのつもりで後ろに座った方に、「髪が邪魔で見えませんか」と話しかけたら、「見えないわよ！」とマジギレされ、席を移動されてしまった。 アフロ、デカ過ぎでしたかねえ。 。

◆丸山順一（崎山役）

今回は１年ぶりの公演ということもあり、なんだか初演の時のような緊張感がありました。初日の袖で出番を待っているときはガクガクに震え、本当にどうなることかと思いましたが、不思議と照明があたった時は落ち着いていました。１年前とはメンバーも変わっていますが、今の６Ｃのメンバーと舞台に立てた事を誇りに思います。次はいつになるかわらないけど、その時は今以上に見せられる丸山でありたいと思っています！

◆富沢謙二（米倉役）

完璧。

◆萩巣千恵子（初江役）

「楽しかった」の一言に尽きます。芝居の奥深さを知った稽古期間。今までと違う角度から役柄を見れました。舞台に立っているのは普段の萩巣千恵子ではないのだけど、でも、舞台の上で、初江とつながっている萩巣千恵子（初江と全くの別人ではな い自分）を実感しました。今までの役に変身するスタンスの私の、力みすぎていた肩 の力が抜けたのかな。今までに実感したことのない感覚でした。そして自分の弱点を 知り、癖を知り、今後はそれをどのように克服していくか。考え中です。そして役に対して、もっと向き合いたい。ほんとにこの作品に、この公演に参加することが出来て良かったです。今はもう、それだけで、胸がいっぱいです。見に来てくださった皆様、音響さん、照明さん、スタッフのみなさん、本当にどうもありがとうございまし た。

◆妹尾伸一（修役）

みなさま本当におつかれさまでした。心の底から思うわ。自分にあらゆる欲求を最小限に抑えて、一つのことに打ち込んだ結果じゃと思っとるんじゃけど、最高に楽しい子供の頃に味わった遠足のようなわくわくする素晴らしい５日間。当たり前の事じゃけど、こんな日が毎日続けば素敵なことじゃな。凝縮した遊び心を絞りだして出し切った。だから普通じゃ味わえないことを味わい感じたなあ。お客さんから拍手をうけて、それはわしにじゃねんかもしれんのんですけど、素直に「ありがとう」という気持ちで頭を下げれる。 わしは生まれつき「ありがとう」や「ごめんなさい」を言うのが苦手で、どんなに怒られても何も言わなかったり、心にもない「ありがとう」をいったりしかできん。かすみたいな男じゃけど、その分この心の底からのありがとうが身にしみるわ。ごちそうさん。

◆宇佐木彩加（由香役）

今回、私の課題は「いかに楽しむか」と言うことでした。 今まで私は、稽古場で育てた「役」を舞台上でみんなに「お披露目」しているような感じでした。でも、そうじゃなく、舞台の上へ「解き放ちたい」と思ったんです。 今までとは違った役柄に戸惑い、躊躇することも時にはありました。でも、「由香」という女の子のカギを見つけたとき、重かった扉がやっと開けたような気持ちがありました。 彼女は舞台の上で「笑顔」でした。くっしゃくしゃの笑顔で彼女は舞台の上にいたんです。その彼女につられて、思わず私の心もくしゃくしゃの笑顔でした。 由香。そして、相棒の忍。楽しい時間をサンキューです。

◆加藤祐子（忍役）

今回の感想は一言で言えばメロンパン。 こだわらなきゃいいのになんとなくこだわり始め、色・形・大きさ・そして袋の模様とかなりのこだわりでした。 パン屋を見つければ入って買い求め、コンビニを見つけてはパン棚をくまなく探し、稽古のたびに２個づつ食べなければならない。 たとえ飽きても使用個所が個所だけに人にあげる事も出来ない。 私はしばらくメロンパンを見たくない。 ちなみに本番中は買いに行けない為、予備パンも含め"腐らないように""形が崩れたりしないように"冷凍庫にＶＩＰ待遇だった為、ちょいと冷たかった。 何はともあれ、楽しい舞台でした。 一緒に舞台を作り上げてくださったお客様皆様に感謝です。

◆高橋恵美（洋子役）

楽しかった♪でも、「自分ダメダメじゃん！」 とも思った。 「芸人になる道は厳しいよ〜」Ｂｙ崎山社長 ええ、あなたのいう通りでございます。 だけど、とりあえずおつかれさま☆

◆宇田川美樹　（劇場のおばば役）

今回（みんなの芝居を見ること）が私にとっての稽古でした。ラストにチラッと出てくる役だったので、みんなが１時間半積み上げてきた中に飛び込む感じで少し怖かったりもしましたが、アンケートを見る限り（いけてたのかな☆）とちょっぴり嬉しかったりします。今までシリアスな役まわりだったんでね。 でも稽古場の私はいつもあんな感じなんですよ、ホントに。

◆チロル　（カメラマン役）

今回の公演は夏ということもあって全体的に暑かったです。行き帰りの車もクーラーがなかったのですごく暑かったです。 夏の公演は大変だなあと思いました。でも冬は冬で寒くて大変なんだろうなと思いました。でも頑張っていこうと思います。

◆田中寿一（レポーター軍団リーダーＧＡＹＡ☆長役）

どうも。６Ｃジャニーズのリーダー事、若頭ひさかずでございます。今回の公演でえられたことが２つあります。１つ目は、（役の大小にかかわらず、いやスタッフも含めて、全ての人間が１つの作品という大きなパズルを築くための大事な１ピースであると言うこと） ２つ目は、まあ、ある先輩の役者の方から言われた事なのですが、（一流の役者は待ち時間も一流であること）この２つが非常に僕の心にずしりと重く響いたのでした。次回、９月公演中に僕は２１歳の誕生日を迎えます。節目です。 だから、、、、、やんちゃします。（＾＿＾）楽しみにしててください♪ それでは最後にこの一言を。「ありがとう」 では９月に☆

スタッフの皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。