私は今回エントリー女子の中で最年長である。
しかし、今回頂いた役はどういうわけか最年少である。
外見的にイケているわけではなく、理由は最大のミスマッチからであると推測される。
今回頂いた「忍」と言う女子高生はいろんな忍になる可能性を持っていました。 それはもう、様々な忍が生まれては消えて行き、最終的にこれが私の忍であると言うものになって行きました。
彼女は名前とは裏腹に全くもって忍んでおらず、むしろ前へ前へと言うタイプの人間であり、知能指数もかなり難ありでまったく持って「おまえ、大丈夫か?」と言う人間である。
おまけに彼女の人格は私の中で一人歩きし、普通では考えられない、私だったらきっとこんなことは出来ないし考えつかないと言う行動をとっていく。
もう、彼女を止める事は出来ない。
こうなったら私は彼女の人格に体を貸し出し、どんな事でもやって見せましょうといった感じである。 最近では女子高生御用達の雑誌を教科書と呼んで自分自身を洗脳している日々である。
さぁて、結局どんな忍が出てくるかは是非劇場で確認してください。
新しい生き物が発見できますよ。たぶん。
加藤祐子
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