自分の尺度や、世の秩序にとらわれて、何かをみいだせない、『人』は所詮そんなものだと思います。しかしながら同時に、自由を求め、混沌とした世界に生きようと藻掻くのもまた『人』なんだと思います。人はどちらがドッペルゲンガーなのかわからない、二人の自分のバランスのなかで生きている、そんな気がします。
あ、語弊のございませんよう申しておきますが、別に二重人格って意味じゃないですよ。 俊くんは、そんなフツーの人です。いろんなものに苛まれ、その中で自分の尺度で生きている人。人に合わせることもあれば、物事に妥協することもある、そんな人です。