「かりすま」にご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
過去最高となるたくさんの出演者さんに囲まれ、素敵なスタッフさんに支えられ、2006年の舞台は幕を閉じました。あんなに何日も連続で着物を着る機会は、きっとこの先しばらくはないだろうな。
さて、この公演期間中、小さな奇跡がアタシに降り注ぎました。
初日の公演終了後、ロビーにて。
「あづささ〜ん、美しかったですよー!」
「あづささん、綺麗でしたね〜」
「姉さん、美人だったよ〜」
あれれれ。みんな異口同音に褒め言葉?
しかもそんな言葉、あたしゃ28年間、自分に向けて聞いたことないわよ。
その言葉を会う人会う人アタシにかけちゃうわけ?
2日目終了後の、ロビーにて。
「お涼さん、かっこよかったですよ!」
「いやあ〜、着物ホントに似合いますね〜」
どうやら美人度は落ちたみたいだけれど、またしても褒め言葉!??
こんなこと、自分でいけしゃあしゃあと書いていいのだろうかと思うほど、いつもとは違う言葉の数々。
だっていつもなら
「凄い顔してましたね!!」
「今回も変顔冴えてましたね!!」
「動きが面白いですね!!」
「ガチャピンに似てますね!!」
とかそんなんだよ?
お涼はいわゆる「姐御肌」的な役だったため、「極妻の岩下さん」を意識して、これでもかと言うほど背筋を伸ばしてみました。
どうやらその発想が、役柄やお着物に合ってたみたいですね。
奇跡は公演終了後の翌日には、あっさりと撤退していました。
ご来場、ありがとうございました。
|