思い出の
第6回公演「MUKAIYAMA ザ・トラブル増すターズ」
江古田 ストアハウス

この時期、劇団解散の危機というくらい、メンバーが激減した。
台本は出来上がっているものの、役者がいないので稽古が出来ない。ゆえに公演が打てない。
この時期に入団した宇田川は「ここは大丈夫なんだろうか…」と不安になりながらも、ニコニコしながら「大丈夫。大丈夫。」と言う久間氏の言葉を信じついていった。
久間氏は言う「せっかく捕まえた役者を逃がすわけにはいかなかった」と。
笑顔の裏には何かが隠されているらしい。


布団から這い出てくるというオープニングだった富沢。
セッティングの都合上、客入れ(開場から開演の間の時間)の30分間布団を被って開演を待っていた。
そんなある日…どこからともなく「グーグー」といういびきが…
誰もが恐れていた出来事が起きてしまったのだ。
それは…富沢熟睡
開演の合図でギリギリ目が覚めた彼の「寝起きの演技」は完璧だったという…