3月8日(土)・3月9日(日)


珍しく緊張の面持ち。
 3月8日。今回ゲスト出演してくださる平田瑞希さんが稽古に合流しました。
 6Cとしても久々のゲスト、私としては演出家として初めての外部の役者さんとの仕事となります。平田さんは5年前の「MUKAIYAMA ザ・トラブル増すターズ」で初めて6Cの舞台に出演して頂いて、その後、00年の同作品再演、そして「露の見た夢」と3回出演頂いてます。いずれも私は役者として共演させて頂きました。
 「MUKAIYAMA」の初演は、私は役者として2本目というひよっこ、その頃からのお付き合いと考えるとそんな大先輩に今度は演出家として向かう訳です。確かにオファーをしたのは私ですが、ぶっちゃけ緊張します。

顔は三十路・冨沢。

肩は四十肩・冨沢。
 平田さんも久々の石神井の稽古場に少々戸惑い気味。最後に出演頂いた「露の見た夢」から2年強。当時エキストラ参加していた妹尾、春日、田中などが今や中堅どころとなってます。出村、土屋など二十代前半の新人を見て「平均年齢を上げてごめん・・・」と一言。「大丈夫ですよ名賀○もいますし」と言いそうになって言葉を飲んだ。
 しばらく富沢君と旧交を暖めあう平田さん。5年前から全く変わってる気がしない平田さんの横に、確実にふけた冨沢君がいた。冨沢君、あんた三十路顔だよ。

 平田さんがどんな役を演じるのかは、確実にネタばれなのでオフ。「出番は遅いですから」と言っておきながら、平田さん到着と共にいきなりその出番から。そして6C名物12時間稽古に初日からお付き合い頂きました。
 平田さんとは「犀」というフランスの作家(名前忘れた)の風刺劇で、私が外部出演したときにもご一緒させて頂きました。外部出演なのに何故か舞台監督をやることになった私は、仕込みでおおわらわになってしまい、おそるおそる平田さんに「手が空いたんですけど何やればいいですか」と質問して「舞監が手が空いたとはどういうことだ」と叱られた記憶があります。

 これで最後のキャストが揃い、いよいよあと1ヶ月となってまいりました。よし稽古のピッチを上げるぞ・・・と思ったら、台本がまだ終わってなかった。

 ↑これだけの文字数を台本でページ換算したら結構なもんだなと思いつつ、今日はここまで。




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