3月15(土)・3月16日(日)


それでも顔写真掲載。
 このコーナーの表紙というかトップページ、何とかなりませんかね。全部オイラの顔写真、これがさらに増えていくと思うと、決していい画ズラとは思えない。この表紙を見た人が、「演出家なのにそんなに目立ちたいか」とか言いいそうだし。いつも同じ格好をしてるのもばれるし。しかしそんな自分の姿を見て、「最近ふけたなあ」としみじみ感じてしまう私。このコーナーのトップ、リニューアル希望っす。
 さて、3月16日、本日は発声練習とは何ぞや、というところから稽古が始まりました。芝居の基礎というのは、マスターしたら終わりというものではなく、役者という生身の肉体である以上、永遠に続くものである。などと含蓄のある話をもっともらしく喋りながら長々と基礎を確認。今日は音響の古内氏、照明の榊原氏、が相次いで稽古場を訪れ、いよいよ感がぐんと増したのでありました。

待機場所も大混雑。

これぞ「東京住宅事情」
 台本の執筆や、芝居の演出で煮詰まることはしばしばあります。そういう時、思いがけないことでスーっとその問題が解消されることがあります。それがスタッフの方との打ち合わせに多いです。古内氏の持ってきた音楽を聴いて、一気にシーンイメージが固まったりします。同様に照明の話をしていてもそうです。また、役者に助けられることもあります。ぶっちゃけちょっと無理があるかなこのシーン、なんて思ってた場所が、新人役者の思いもよらない表情や台詞できれいに流れたり。ま、順調に流れるはずのシーンが流れないことのほうが多いですが。
 今作は登場人物が多いです。いいもん舞台が広いから、と開き直ってじゃんじゃん出しました。最近の稽古場は余白を一切なくして稽古してるので、待ちの役者の待機場所に苦労しています。古内氏が、「どこに機材置けばいいの」と困惑しておりました。であるからしていつにも増して稽古風景は暑苦しい画ズラになってます。いつかドリフのコントみたいに稽古場がペチャンコに倒壊するんじゃないかと思ったりします。


 だいたい今週で稽古も折り返しを過ぎました。後半戦突入です。ていうかあと一ヶ月です。とても穏やかな演出家便りでした。来週は毒舌でいこうかな。




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