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公演を終えて一人一言

 

●阪木(謎の男之)小沢和之

  今回は作品の中では、事件に大きく関与する重要な役でしたが、謎の男というだけあってか出番は限られていました。しかし、その割には反省すべき点が多く、自分にとって、とてもいい経験をさせていただいたと思います。また、初めて建築現場の足場を組んだ事も大変でしたがいい経験でした。次回はじっくりと役に取り組んで臨みたいと思います。皆様ご来場本当にありがとうございました。
   
  ●花丸男(泥棒)チロル
  今回の公演は本当にとても楽しかったです。
   

  ●成田慶子(建築士) あづさ
  毎日、帰宅して風呂に入るたび、体のどこかがしみる。そして、そのしみる場所が日々増えていく…私にとって今回の公演は名づけて「ナマキズ公演」。稽古中からやたらとアオタンが増え、「なんでこんなとこにまで!?あたしゃどんな稽古してんだよ!」と自分で疑問に思うほど予想だにしないところにまですり傷ができていたりして。稽古中盤には、わたしのヒザコゾウは24歳のものとは思えないほどやんちゃになっておりました。でも、不思議なことが1つだけ。稽古中や本番中は、同じ場所を何度ぶつけても何度擦っても痛くない。なのに、家に帰ると急に痛くなったりして。公演って、いろんな事を忘れさせてくれる特別な日々だなあ…とちょっとセンチになってみたりして。そう思うと、アオタンだって可愛く見えるんです。スタッフさん、6Cのみんな、そしてご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!

 

  ●鈴木誠(葵のマネージャー)春日雄大
   芝居って、ホント難しいですね。毎回毎回、悩み悩み創りあげていくわけですが、今回は今までで一番悩んだような・・・でも、悩み過ぎて頭や体がガチガチにならないように、自分自身に言いきかせつつ、来年こそは!
   

  ●葉山厳(現場作業員)浅田啓治
  今回、ガンちゃんという「おいしい役」をきっちり「おいしく」演れるかどうかというのは役者として結構プレッシャーでした。今は無事終えることができて正直ホッとしています。今後、「あいつしゃべんないほうがいいな。」と言われないようにがんばります。
   

 
  ●田之上源太(タクシードライバー)妹尾伸一
  今回、いつもより、はやいだんかいでその世界に入れた気がします。これは、回を踏む度に早くなっている気がします。特に 、わしは初見が苦手じゃけど、恐らく次回はすらすらすぅ〜と、お経のように読み上げるじゃろう!でも、芝居は、びみょう じゃからな〜心技体がそろってはじめて、いいものになるけ〜 な〜。なんか欠けてたな〜今回も・・・なんじゃろうか?、で はけが多いい分、集中力がとぎれがちだったことも一理あるけ どな。次回に期待していてください!みなさん!弱い奴ほど次 回、次回と吠えるけど。でも次回!大人な男が命を賭けたらど うなるか!見せたる。団員にも。わしの本気!○○の穴でも広 げて見とれ!・・以上

 

  ●川田川男(現場監督)平洋太郎
  2002年のお芝居もコンクリートダイブで今年の幕を閉じるわけですが、川田川男さん役がもらえてとてもよかったです。川ばっかりですね。ほんとに。次回も皆様に愛されるような役作りを目指したいと思います。
   

  ●岡部岸奈(現場作業員)宇田川美樹
  やっぱり私は爆裂コメディな役をやりたいっす。シリアスは疲れるっす。
   

 
  ●福田亀子(もんじゃ屋のおばちゃん)名賀谷純子
  ある日サッカー好きな私は、演出の松本陽一氏にこう訊いた。
「ねえ、サッカーのポジションでいったら私はどの辺りかな?」
氏曰く「やっぱディフェンスなんじゃない?」と、まあ、なんとアバウトな問答ではあったけど、そのポジションの重要性を感じながらの舞台でもありました。
とにかくおんなじ台詞が多かった(笑)私の発した17通りの「え」と16回もあった「岸奈ちゃん」という台詞。それと「どういうことなの」も多かった。
う〜む。長台詞以上の勉強になったかも。あと、もんじゃはちゃんと作っておりましたの♪
作るの上手くなりました。サラダもんじゃ…ではなかったですが、はい。
いやはや、楽しかったけど大変だった。そんな感じです。
パンフにも書きましたが、今年は6C全作品に登板することができました。
今年の目標でもあったので、これで一応達成です。来年は少し方向変えてみようかなとも思っています。時々何かやらかしますんでそのときはまたおつきあいください。
ご来場誠に有り難うございました。今年もお世話になりました。
来年の6Cもただではすみません!どうぞよろしくお願いいたします。


  ●港信二(現場作業員)田中寿一
  今回の最大のテーマは「ツッコミ」だったス。
「ボケを生かす」。それに命を賭けたス。
自分的には満足のいく「ツッコミ」ぶりだった、と思うス。
色々なツッコミ芸人の「間」や「空気」や「スピード」なんかをテレビ等で研究した甲斐があったかな、と思うス。
「キャラ作り」の方も、「ダラダラ若者」なカンジをなかなか出せてたんじゃないかな、と思うス。
「シンジ」としての作品の中でのポジション
(日本代表の稲本的存在←公演前キャストインタビュー参照)
もこなせてたんじゃないかな、と思うス。
…てなカンジで、今回は気持ちよく演らせてもらいました。

でも、まだまだ力不足のことだらけス。
とにかく、2003年もがんばりますですハイ。
みなさま、今年も応援ありがとうございました!!
※今回の参考人物:ツッコミ芸人の方々
窪●洋介さん、中●獅童さん、バイト先の現場のみなさん
(参考作品:IW○P・ピン○ン・○気の桜・○R)

最後に。「ありがとう」の言葉を祖父・手塚丈作に贈る。

 

  ●鮎川葵(演歌歌手)附田泉
  今年は怪盗になってDJになって、演歌歌手で念願のデビューを果たして本当楽しい充実した一年でした。それも皆々様のおかげです。ありがとうございました。そして葵という名前が2002年赤ちゃん名前ランキング1位っていうのもやっぱりめぐりあわせなのかしら・・・
   

  ●ライム(キャバクラ嬢)斎藤恵
  初舞台は”本当に楽しかった”の一言です。
そして、いっぱい色々な人に御迷惑や御心配を
御掛けしたので”すいませんでした””ありがとうございました”
ってお礼やお詫びや感謝の気持ちでいっぱいです。
   

 

  ●嘉山理絵
  何だか色々やって、何だか色々あったけど、何とか無事(?)に終わってよかったです。 6Cを応援して下さってる皆様、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。 6C未体験の方も、来年はどうぞよろしくお願いします。
   

  ●栗原和滉
  今回はセリフのない死体役でしたが、黒子との掛け持ちだったので大変でした。 ですが、色々学ぶことが多かったです。自分の事も少し解るようになりました。この経験を次回につなげたいと思います。
   

  ●吉本伊織(舞台美術)
  「・・・・・・いや本当に道、険し。」
   

  ●滝川
  観にきてくださった皆様ありがとうございます。 次回は受付でなく、舞台上で皆様にお会いできる様にがんばります。
   

 
  ●松本陽一
  公演終了を待ったかのように、今作の主役、梶本(キャシモト)を演じた富沢謙二が風邪でぶっ倒れた。まあそれも無理もない話だ。三十路の体にムチ打って舞台の階段をひたすら駆け上がり、二時間叫びっぱなしの挙句、最後には全身びしょぬれで芝居をしていたのだから。誰だこんな台本書いたの、あ、俺か。であるからして、このコーナーに彼のコメントは載ってないはずです。富沢君の分まで、この公演に関わって頂いたすべての方と、寒い中ご来場頂いたお客様に、心から感謝いたします。あり がとうございました。
掲示板のほうに、私の先輩にあたる方から「噂にたがわぬ役者泣かせの台本だ」と書き込んで頂きました。最近、誤解されつつあるので弁解いたしますと、決して「役者を泣かせよう」と思って書いてるのではなく、「役者が泣くような」台本は、面白い!と思って書いているわけであります。だから、「役者が泣かなくても」面白い台本が書ければそれにこしたことは無いのですが・・・。
さていよいよ次回公演は、10周年記念公演を東京芸術劇場にて行います。今度は当然、三階建ての舞台も、びしょぬれになる設定も無いわけですから、役者の皆さん、安心して台本が上がるのをお待ちください。でも芸術劇場は広いからなあ、やっぱりそこを思いっきり走り回ってほしいなあ。二時間ずっと。嘘です。次回作「ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー」は、ノンストップのスピード感はあるものの、ハートウォーミングにしっとり、なんてシーンも作りたいなと思っております。前々作や前作に比べれば、若干「役者が泣かない」台本になるんじゃないのかなあ、若干ね。
詳細は、年明けです。さあ、正月返上で執筆しまくりますからね。4月までもうしば らくのお待ちください。それでは皆さん、よいお年を。