町民の会話にも(多分)頻繁に登場したであろう言葉達。
現在も馴染み深いものが多いですね。
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●鍵屋(かぎや)
江戸の花火製造元の屋号。万治2年(1659)初代の鍵屋弥兵衛によって創設。玉屋と並称され、両国の川開きの花火で有名。
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●輿入れ
昔、嫁入りのとき、嫁の乗った輿を婿の家に担ぎ入れたことから、とつぐこと。嫁入り。
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●与太話(よたばなし)
出まかせのつまらない話。でたらめの話
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●金子(きんす)
お金。銭のこと。
例)「ちょっと、金子500円貸してくんない?」
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●三葉葵(みつばあおい)
徳川家の紋章のこと。
元々は、愛知県の豪族・本多家が使用していた紋章。
享禄2年に岡崎城主・松平清康(徳川家康の祖父にあたる)が本多と共に吉田城を攻め、勝利をおさめた。その祝宴を開いた際に、水葵の葉を敷いて酒肴でもてなしたところ、縁起が良いと松平清康が喜び、本多家の葵の紋所をと、譲ってもらったのが始まり。
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●旅籠(はたご)
旅行のとき、馬の飼料を入れて運んだ竹籠。また、旅行用の食物や日用品を入れた籠。また、それに入れた食物。
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●伊勢参り(いせまいり)
伊勢神宮に参拝すること。また、その人。
江戸時代、伊勢神宮への集団参詣運動が起こった。奉公人などが主人に無断で、または子供が親に無断で参詣することが多くなり、「お蔭参り」「抜け参り」と呼ばれることもある。宝永2年に2ヶ月間で370万人が伊勢を訪れたという記録も残っている。
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