劇団6番シード第30回公演 「かりすま」 作・演出  久間 勝彦 

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歴史に残っている、実際に起きた出来事です。
年表片手にご覧くださいませ。


●明暦の大火(めいれきのたいか) 1657年
明暦3年に発生した、江戸時代最大の火事。まる2日間にわたって燃え続け、江戸の3分の2近くが焼失された。

●振袖火事(ふりそでかじ) 1657年
明暦の大火の異名。
16歳のおきくが寺小姓に恋焦がれたまま1月16日に亡くなり、その葬儀が営まれたのが「本妙寺」。仕来りによりおきくの振袖を古着屋に売り払った。翌年、その振袖を買った同じく16歳のお花が、おきくと同じ1月16日に亡くなり「本妙寺」で葬儀、振袖を売り払う。さらに翌年、同じ日にやはりその振袖を買っていたおたつが亡くなった。娘を亡くした三家が、その振袖を「本妙寺」で供養してもらうことにしたが、読経の中、火中に投げいれた振袖が突如吹いたつむじ風に舞い上がり本堂に飛び込み、その火が江戸中に燃え広がった・・・という。

●生類憐みの令(しょうるいあわれみのれい) 1687年 
徳川綱吉によって出された多数のお触れ(法令)のこと。「犬」が対象とされていたかのように思われているが、実際には犬だけではなく、猫や鳥、さらには魚類貝類などにまで及んだ。
一般的に「苛烈な悪法」「天下の悪法」として人々に認識されているが、江戸時代史見直しと共に徳川綱吉治世の見直し論も起こり、この令も再検討されている。



2006年 11月18日(土) 〜 11月26日(日) シアターVアカサカ