:::: ラストシャフル :::: 劇団6番シード第23回公演 池袋演劇祭参加公演
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「星より昴く」以来、3年ぶりの和さん(小沢)との共演ですが・・・

和さんを一言で言うと、「濃い!」(笑)。顔も濃い、芝居も濃い、眉毛の動きは特に濃い、みたいな(笑)。それは、3年前から変わってないっす。というより、濃さが増してるかも。
最近よく和さんと話すんですけどね、「星より〜」のときは、お互いに相手の事がわからなかったり、自分の芝居に必死で相手の事が見えてなかったり、久間さんの言う事に付いていくのがやっとで。最終的にはすごい稽古量を積んで、その当時は満足行く出来になったんだけど、今考えると、もっともっとたくさんやれたのになあって思う。だから『リベンジ』というわけではないけれど、3年前には出来なかったようなことを、改めてできればいいなあと思ってますね。 

=前回「ギブテン」から引き続きの主役という事ですが、どうですか?

んー、前回はキャストがすごく多くて、それぞれの役で出番とかにも結構差があったりして、その中で主役と呼ばれるのに、プレッシャーというか、ああこりゃ大変だ、って思ったりした事もあったんですけど、今回はそういう意味でのプレッシャーみたいなのは特に無いですね。私以外のキャラクターも面白い人がたくさんいるし。まあ、なんせ相手は和さんですからねえ、負けないようにしないと、あの濃さに飲まれちゃうかも(笑)。

=2年ぶりの久間作品になりますが、その辺はどうでしょう?

なんかねえ、懐かしい感じですよ。みっきー(宇田川)とか泉(附田)とか、古くから一緒にやってるメンバーは、久間さんの癖というか、「そうそう、久間さんの演出ってこんな感じだったよねえ」なんて良く話すんですけどね、新鮮というより、懐かしい。多分、トム君(松本陽一)の作品しか知らない世代の若いメンバーは戸惑ってるところもあったりすると思うんですけど、そういうのは無くて、ああ、久間さんってこんな感じだったなあって思い出しながらやってる感じかなあ。なんていうんですか、脚本にもね、書く人の「色」とかって出るじゃないですか?今日渡された台本の中に、私たち古いメンバーにしてみれば「これぞ久間色!」みたいな台詞があってね、おお、きたきた!ってワクワクしました。なんか逆にね、2年前に出来なかった事というか、久間さんに言われて出来なかった事とかを一つでもなくして、自分も成長しかたなーって言うのを感じれたらいいなあと思うし、そうなるようにしたいと思ってます。

=では最後に、お客様にメッセージをお願いします。

松本作品も久間作品も、それぞれにカラーがあって雰囲気とか違うかもしれないんですけど、でもどっちも「6番シード」の作品なんですね。松本作品しか観たことの無い人には、また新しい6番シードの一面を知ってもらえると思うし、久間作品を見たことのある人には、前と同じように楽しんでもらえると思います。ぶっちゃけ私も、「ラストシャフル」にどんな結末が待ってるか実は知らないんですけど(笑)、念のため、ハンカチの用意をして、劇場にお越しください!!
・ ・・いるのかなあ、ハンカチ(笑)。