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劇団や団体の垣根を越えて

健常者にとっても、けっして快適な観劇環境ばかりではない小劇場の空間を、バリアフリーにしようという考えは、ある意味無謀かも知れません。でも、厳然と存在する小劇場の芝居、多くの人たちに愛され、数多くの名優たちを輩出してきたこの文化を、希望する誰もが観られるようにする事は私たち主催する劇団や、劇場側の責任ではないでしょうか。確かに劇団という組織そのものが存続するだけでも大変な環境にある中で、バリアフリーを考えると、人手やコストの問題、何より劇場の設備の問題と、とても越えられないハードルばかりのように思えてしまいます。でも、世にあるすべての問題がそうであるように、できる事から始めていけば、いつか光は見えてくるはずです。 「自分達に出来る事を、ひとつずつ」 全ての方を完全にサポートするにはほど遠い状態ですが、可能な限りお手伝いさせていただく所存です。障害者も健常者も隔たりなく、小劇場の作品を観る事の出来る劇場空間作り、これが私たちの最大の願いです。

劇団6番シード代表 久間 勝彦

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今回もやります!!「音声ガイド」


小劇場の劇団としては異例の音声ガイド付き上演に挑みます!!
 
劇団6番シードは「出来る事から始めよう」を合言葉に、ミニシアターバリアフリーと銘打って、平成14年より演劇公演のバリアフリー活動に取り組んでまいりました。
活動開始以来、主な内容としては点字パンフレット発行、最寄り駅からの送迎、上演前の舞台装置に触って頂くツアー、車椅子及び介助犬スペースの確保、付き添いの方無料、等でしたが、このたびやっと要望の多かった上演中の音声ガイドを前回公演より導入いたしました。

前回、約15名のお客様にご利用・ご好評頂き、今回は皆様から頂いた貴重なご意見を取り入れ、より一層お芝居を楽しみいただけるよう改善して参ります。

この音声ガイドにより、視覚障害をお持ちのお客様にもより快適な観劇環境をご提供出来るものと信じております。
技術面、費用面、劇場の制約、乗り越えなければならない様々なハードルが多く、随分と時間がかかってしまいましたが、念願の音声ガイド付き公演を行うにあたり、一人でも多くのお客様のご来場を心からお待ち申し上げております。


前回公演での音声ガイドの報告はコチラをご覧ください。