大道具のセッティングから千秋楽まで
劇場の6C面々をリアルタイムでまるごとレポート!
 

4月4日(月) 平川洋祐
 
パンパカパーン!

役者兼舞台監督の平川です。

本日、小屋入り初日。

建て込みの状況ですが・・・。

いや〜壮観ですね。

今回のセットがでかいでかい。

搬入口のエレベーターに入らないんじゃないかと思うほど

でかい!

こんなにでかく作らなくてもいいんじゃないかと思うほど

でかい!

まさに・・。

でかい!

圧巻です。

もし・・・あのセットが@@したら・・・

ゲフゲフン!

続きは劇場で!!






 

 

 

4月5日(火) さとう波子
 

舞監の平川氏に続きましては、でかいモノつながりのさとうです。

小屋入り二日目の本日は場当たりを行いました。
幻想的な照明、音響が入り、セット上で衣装をつけている役者たちをみていると、いろんなものが胸にこみあがってきます。まさに「一枚の絵」の最後の一筆が入った気がしました。
あとは、しっかり魂をいれるだけ。
私たちが精魂込めて描きあげた「露の見た夢」。
どんな仕上がりなのか、ぜひ劇場でお確かめくださいね。
お花見に行こうとしているそこのあなた。
池袋西口公園の桜も綺麗ですよ。
今年のお花見は「露の見た夢」を観た後の夜桜がオススメです!




4月6日(水) 木全園呼
 

どもー。8歳児シャッポ役の木全が本日の小屋たよりをお送りさせていただきます。

再演ということで、衣装、セット、出演人数などなど、初演よりどーんとグレードアップです。この日を迎える為に3ヶ月間準備してきました。
今日は開場ギリギリの時間まで場当たり稽古でした。舞台に立って照明や音が決まっていくのは本当にステキですね。露の世界にどんどん入っていくんですよね。

平日の貴重なアフター5に6Cの舞台を観に来てくださった、たっくさんのお客様からたっくさんの拍手をいただけて、とっても嬉しかったです。
あと4日5ステージ。この気持ちを忘れずに1ステージ1ステージを大切に露の世界で生きていきたいと思います。




4月7日(木) 長谷周作
 

本番二日目、メガネが無いとキャラが薄い長谷が稽古場だよりをおとどけ!

舞台というのは面白いもので、初日から始まりどんどんと日が経つにつれ違うものができあがるワケでございます。

そして今日も、あるシーンに照明が追加されるワケで。

どのシーンかは、後でこっそり教えます。ちょいとお待ちを。

さて、今回デカイデカイと評判のセット群。

本番前に、そいつらを手なずける為に場面転換の猛練習となりました。

これがまた容易ではなく、団員、エキストラさん総出でやるわけですよ。

その必死な練習風景を見つつ、人間ってスゲェなぁ・・・などとあさっての方向へ考えを飛躍させたりしたのでした。

みんなの練習の成果が今後数日に生きることを楽しみにしつつ、僕は明日もまた刑場の杭に繋がれます。いってきまーす(刑場へ)。





4月8日(金) 戸田早奈美
 

ども、ヅラ女優 戸田です、こんにちは。(今公演で私は付け毛を装着してます)
つけはじめはその重さに慣れず、戸惑ってばかりでしたが、
最近になってやっとなじんできたような、仲良くなれそうな、そんな気がしています。
できれば大変なのでもうつけたくないですけど。

えー、本日の公演は3回目、ついに折り返し地点までやってまいりました。
しかーし!!
ここで安心してはいけないのです。
今日は前日、前々日のものよりパワーアップをはかるため、
調整、稽古、そして練習練習…と、朝からハードなスケジュールだったのです。
特に、今回重要な仕掛けとなっている某シーンをみっちりと。
いやぁ、一同頑張った甲斐のあるシーンなのではないでしょうか…!!
どうでした?すでに公演をご覧になった皆様??
まだいらしてない皆様方、当日楽しみにしていてくださいね。
勿論、他のシーンにも見所は満載です。
細かいところにまでそれぞれの想いをこめた「露の見た夢」
そのすべてが、どうか皆様に届きますように。
ではでは、劇場でお待ちしています!!
お花見がてら、いらしてくださいね。




4月9日(土) あづさ
 

 元ヅラ女優、あづさです、こんにちは。
今回は、小屋入りしてからの時間がとてもゆっくり流れているように感じているのは私だけでしょうか?物理的に長いと言うこともありますが、いつものように光陰矢のごとし!というわけでもなく、毎日一歩一歩階段を上っている感覚があります。
さて、本日は唯一、マチネ・ソワレのある日。3○歳・タジムこと松本氏の体力が心配されていましたが、どうやら元気な様子。主役が元気なら、私たちも負けていられませんよ、ってね。
これまでにも、何度かこの「小屋便り」に出てきましたが、本番前、出演者全員集まって気合入れを行うのが、6Cの恒例になっています。所謂『円陣』というヤツですね。この気合入れ、今回は輪がとっても大きくて、伸びて出る手がとっても多い!この円陣を組むたびに、本当にたくさんの人が集まってこの作品を作っているのだなあ、と実感するのです。

さて、私はメンバーの中でも6C歴の長い方でして、これまでにも本番で様々な経験をしてきましたが、今回、本当に超緊張の瞬間を体験することとなりました。それは「幕」!ご覧になった方にはお分かりになるでしょう、あの「幕」。2本の紐を引いて幕を下ろす、という単純な作業なのですが、もうめちゃくちゃ緊張します。手に汗握ります。心臓がドキドキ言う音が聞こえてきそうなくらいです。
そんな些細な一瞬にも全精力を注いでいます。
これが、舞台の醍醐味だなあ。







4月10日(日) 松本陽一
 

 いつもは昼夜2ステあるわが劇団の千秋楽も、おそらく設立以来初の1ステのみ。
上演時間が長いからです。
 ということで、集まったメンバー達の顔にも心なしか余裕の笑みが。楽屋では、肘や膝に作った勲章傷を自慢し合う光景も。かくゆう私もオープニングでかなり好き勝手に暴れていたので傷メイクはいらなくなりました。メイクとは面白いもので、傷を書いたり、浅黒いドーランを塗るだけで、稽古場ではひっくり返っても出なかったような役への集中力が沸いて来ます。そして、メイク大王妹尾がやり過ぎてはいないか、男子全員で確認していよいよ楽日の舞台へ・・・と思ったら、今回エキストラ参加の本間さんが、ドメスティックバイオレンスのような傷メイクをこしらえて闊歩しております。お、女妹尾だ、誰か止めろよ、と心配しつつ、放置。本番はどうだったんでしょう・・・。
 そんなこんなの様々な個性がぶつかり合ったこの舞台もいよいよファイナル。本番前のこんなデカイ円陣もこの先当分拝めないんでしょうね。
 さて肝心の本番ですが・・・実はワタクシよく覚えてないんです。役に入り込んでいた、とか、トランスしていた、とかそんな格好いい話ではなく、本番直前にグワーっとテンションを上げていたら、何か脳の後ろのほうでプチっと音がしたような気がして、そのまま舞台に上がり、気がついたらバラシ用のトラックを誘導してました。
 しかし、満員御礼のお客様に囲まれて楽日の幕を降ろすことが出来たのは覚えております。期間中ご来場いただきましたすべてのお客様、本当にありがとうございました!








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