::::: 3.著書 ろじっくぱらだいす
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【マツ】
発売された本を読んだんですけど…あれ、後半部分下ネタがすごいですよね?
【ワタ】
いや、あれが普通です。
【マツ】
サイトを見てる感じではそんなに…
【ワタ】
いや、サイトも奥の方に行くと有るんですけど、、、
あれが編集作業が大変で。もうムラムラすることかぎりなしっていうか。
【マツ】
6Cでは、台本でちんちんって単語が出るだけで当時はかなりのもんだったよね。
【インタ】
松本台本でそういう単語が初めて出たんですよ。
ラブホテルの話だったんですけど。
【マツ】
その時に、6番シードでやってない事って何だろうって思って。
主宰の久間は絶対やらないだろうなって思って。
勇気をだしてちんちんと。
「あいつはやりちんなんだ。
そうだあいつはやりちんなんだから、
そうだよ、やりちンに騙されちゃダメだ
彼はちんちんじゃありません、
ちんちんじゃない、やりちんだけど」
(ホテルニューパンプシャー 206より 脚本・演出 松本陽一)
っていうネタだったんですけど。
それだけで当時の稽古場ではざわざわざわって(笑)
6番シードでこれをやるのか、みたいな。
【インタ】
やっぱり顔を出してないから下ネタを書くのに抵抗ないですか?
【ワタ】
全然ないですね。まぁ気楽な事。
【インタ】
出しちゃうと書けなくなっちゃいますか?
【ワタ】
無理ですね(笑)
【マツ】
いい感じに寸止めしてますよね、下品にならないところで。
【ワタ】
そうなんですよ、ギリギリ止めてるつもりなんですけど
でもなかなかネットの会社の方達は認めてくれなくてですね。
アダルトだって言われちゃうんですよ。
この前どっかのところで「ゲームだからダメだっていわれて」
すっげぇうれしかった。
あぁ、アダルトじゃなくてゲームだって(笑)
【インタ】
そうですよね、もともとはプログラミングとかゲームのサイトですもんね。
テキストサイト、テキストサイトって今まで言ってたけど、
実はプログラミングでしたね。
【ワタ】
そうですよ、あの本もプログラミングのコーナーに置けっていってるのに、誰も置いてくれなくて。
(笑)
【マツ】
いやいやだって袋とじありましたよね(笑)
あの本にも書いてありましたけど袋とじって僕らにとっちゃ禁断の部分じゃないですか。
【インタ】
えー、袋とじの中身ってなんだったんですか?
【マツ】
えぇそりゃ、ちんちんどころの話じゃないですよ。
袋とじの中身がワタナベさんのスクール水着写真なんですよね。
本の中に書いてあった、あの写真にたどり着くまでのいきさつがおもしろかったです。
【ワタ】
あれ大変だったんですよ、本当に。
編集者の方とのやりとりとか。
カメラマンが来て真面目にクールに撮られたりとか。
【インタ】
その写真を撮ることになったきっかけというか??
【ワタ】
いや…読者が、脱げと。
(笑)
【インタ】
スクール水着って普段からあれだけ言ってたら脱げとも言われますよね。
でもビックリしましたよ。
【ワタ】
あれね、開けてないって人もいるんですよ。怖くて。
【マツ】
えー、開けないともったいないよね。
あれ、自宅ですか?
【ワタ】
はい、自宅です。
【インタ】
けっこう広いお部屋ですね。
【ワタ】
広くないですよ
こんなもんですよ(居酒屋の部屋を)
そこに男5人4人…かな、僕と、カメラマンと編集長と編集者と
そのスタッフが入って撮影が。
「いーよいーよー」ってほんとに言うんですよ!
(笑)
【インタ】
ちょっとひねってみようかーとか?
【ワタ】
「肌綺麗だねー」とか、
【インタ】
のりました??
【ワタ】
いや、ちょっとのった。
(笑)
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のってきました! |
【ワタ】
ちょっと あり かなって。
【インタ】
ちなみにSですか、Mですか?
【ワタ】
Sなんですよ。
ためします?(脱ごうとする)
(笑)
【マツ】
のってきましたねぇ。
あの後のファミレストークが面白かったですね。本に載ってた。
10時間くらい本の打ち合わせをした、 なんだっけ、「カメハメハが出せますか」とかって。
みんながだんだんぶっ壊れてきてて、3人くらいで話してて
誰が何を言ったかは書いてないんだけど
「俺は出せますよ」とか続くんだけど、一人だけ「ちくちくしてる」って(笑)
これワタナベさんだろって。
絶対ワタナベさんだみたいな。
それがうまいなって。
【ワタ】
撮影される側って疲れるんですよね。立てなくなるぐらい。
ただ座ってるだけなんですけど。
午前の11時頃集まって撮影して近くのファミレスで
昼飯がてら休憩だったんですけどそっから午後十一時までずーっと編集。
どれを載せるかって、今まで自分が書いてたのを全部○つけていくっていう作業を。
【インタ】
えー(驚愕)すごい。
【ワタ】
それを全部編集の方に渡して、ある程度選別してあれ(出版した本)だったんですよ。
【インタ】
積み重ねってすごいんすね〜。
【ワタ】
自分の昔のやつを選択するってすごい恥ずかしい。
自分の小学校の時の卒業文集を見るみたいな。
一同
わはは
【インタ】
芝居だったら再演っていうので、処女作をまた10年後にやることもあるんですが、
ワタナベさんは自分で昔の読み返したりとかってするんですか?
【ワタ】
そん時が、初めてでしたね。
【インタ】
あ、それまではじゃあ封印っていう、
【ワタ】
でもないっすね、別に。
再演ってのは修正できるじゃないですか、今風にとか、
自分の至らなかったとことか。
あれ(本)はあのまま載せるっていうコンセプトですから。
手直しできないんですよ。
【インタ】
はずかしいですね。
でもなんか自分の成長とかみえたり、
【ワタ】
大学生の時の自分とかもいたりますから。コレちょっと無理だなとか。
【マツ】
コレにハマった時期だなぁとか、
【ワタ】
情けねえなあとかエロゲーとかやってたなぁって時代があるわけですよ。
【インタ】
やっぱり書きながら腕を上げていってるんですかねえ。
【ワタ】
あの頃のトレンドみたいなのってあるんですよね。
文字をおっきくするみたいな。
とにかくおっきくすれば、良し、みたいな時代もあったわけですよ。
【マツ】
そういうのを見ると、うわって。
【ワタ】
そう、うわって、
【インタ】
なるほど。ファッションの流行と一緒で。
【マツ】
僕なんかも昔の台本見ると「マジで」の連発で、これは・・・って。
当時から僕は十年後でも通用する台本をって、
早速何年後かに読んだらもうだめだって。
一同
わはは
【ワタ】
流行り言葉とかも絶対無理ですよね。
【マツ】
僕は再演とかもおいそれと出来ない。
基本的に使い捨てな気持ちでいるんですよね。
それで終わりっていう。
もっと深いもの、百年使えるものは書けてない気がしますね。
【ワタ】
本質の所は百年たっても同じだと思うんですけど、
しゃべり方とかはバラバラですよね。
【マツ】
思想が全部でますね。思想や流行が。
よく時事ネタいれるギャグとかあるじゃないですか。
あれは基本的に一度もやった事がないと思うんですけど
十年経ってもとかいう志のもとにやるんですけども、
結局あのしゃべり方とか言葉の運びを見ていると。
「ポケベルが鳴らなくて」国武万里
♪ポケベルが〜 鳴らなくて〜 恋が まちぼう〜けして〜る〜
1993年7月から同年9月まで日本テレビ系列で土曜21時に放送されていたテレビドラマ(全12回)。または同ドラマの主題歌の曲名。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) |
【インタ】
やっぱその時受けるものとか、その時受け入れられるものとかありますよね。
【ワタ】
その時しか分からないものってあるんですよ。僕時事ネタ満載ですからねぇ。
【インタ】
そうですよね。でも時事ネタが基本っていう形ですよね。
【ワタ】
「ポケベルが鳴らなくて」って歌があるじゃないですか。
それで書いたりするんですよ。
でも…今無理じゃないですか。
そういうのがすごくあるから…そりゃ鳴らないよみたいな(笑)。
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