::::: 5.ろじっくぱらだいす
【マツ】
初めて、ろじぱらのサイトを見たときHIT数の桁を見て、ちょっと目をこすったんですね。
【インタ】
待て、一桁違うくないか!みたいな。
【マツ】
いや、三桁くらい違った(笑)
今でこそ、6Cも200,000くらいになって、そこそこ見栄えもついたけど、
6Cがいよいよ本格的に世に売り出そうって時、その頃まだ7,000だったですよ。
で、スタッフの女の子のページが10,000で、既に負けてたっていう。
一日のHIT数も30くらいで、全部うちらじゃねえ、みたいな。
【インタ】
こんな巨大になるって予想してました?
【ワタ】
全然なかったです。
最初はほんとに一日に2.3人で。
ずっとこんなふうに地道にやってくのかなーって思ってたんですけどね。
【マツ】
いつごろからたくさんくるようになったんですか?
何かきっかけとか。
【ワタ】
クリスマスの更新をしたときですかね。
【インタ】
死ね死ね団だ(笑)
【マツ】
何それ?
【ワタ】
クリスマスに一日に何回も更新するっていう企画で。
「クリスマスなんて消えちゃえばいいんだ」って、
そしたら皆様がいっぱいあつまって。
【インタ】
私は(インタビュアー自身が)その日パソコンにかじりついて見てる(笑)
【ワタ】
「俺は君らを見捨てないぜ」みたいな
その時3倍くらい増えて。
【インタ】
仲間が(笑)
【ワタ】
その後減るかなって思ったら減らないんですよ。
2倍くらいで落ち着いて。
【マツ】
6Cでもつかえるかもね。公演の1日リアルタイム更新(笑)
【インタ】
誰がやるんだ?!
【マツ】
なんなら俺暇だし…全然できるよ(笑)
本番中とかも書いちゃったりね。「今あいつかんだ!」とかチェックを…
【インタ】
ぎゃー!役者はそれ見られですね!!
企画は思いつきですか??
【ワタ】
そうですね、おもしろいかなーって。
【マツ】
いやあ、視点ですよね…。
【ワタ】
6Cでも最近ブログ書いてる方多いですよね?
トムコラムもブログになりましたし。
【マツ】
ブログをやる前は、回覧版っていうコーナーがあるんですけど、
回覧版はアンケートの人気NO1しか書けないんですよ。
でもあれは台本のアヤもあるんですよ。主役だから、NO1とれるってわけでもないし、脇役でもおいしい役とかもあるし、腕もあるし、なかなかとれないんですよ。
やっと最近荒木が若手ではいりましたね。借金取りの役で。
【ワタ】
松本さんは自分で書いて、自分をいいキャラにしようとかないんですか?
【マツ】
自分が演じるってことですか?
やったことはありますよ。
【ワタ】
ちょっとおいしいキャラにしようかなとか。
【インタ】
でも過去の台本でこの役はこの劇団では松本陽一しかいないなあっていうのはありました。
【ワタ】
妙に濃い役おおいですよね?(笑)
【マツ】
でもやっぱり書いて演出しながら出演すると、外からみれないんでだめかなあ、って。
やめたほうがいいかなって、でるのはしばらく控えます。
でも、いざという時はでますよ。役者病気なんねえかな、とか。
俺はスタンバイOKですよ。(笑)
【インタ】
結構6C作品ご覧いただいてますよね。
【ワタ】
テンリロからほとんどですね。逃してるのもあるんですけど。
【インタ】
隠れ宿も来ていただいたし、
【ワタ】
よかったですよね、あれも。サラ金の奴に怯えちゃったりして(笑)
【マツ】
あれは一話が40分だったのでいつものに比べたらイメージして書けましたね。
全部が短かったんですけど。
実は二時間の終わりのほうは分からないんですよ。
変わった書き方でしたね。
【ワタ】
最初書いているうちはエンディングとか浮かばないものですか。
【マツ】
漠然と、こうしたいくらいですね、具体的にはないですね。
【ワタ】
逆ですね。僕はエンディングから入りますね。オチから入ってどう繋げるかっていう。
おちないとただの日記ですから。
【インタ】
そこがブログとは違うところですかね。
【ワタ】
最後どう終わらせるかってすっきりすると、自分でもすっきりするんですよ。
【マツ】
じゃあそういうのが浮かんじゃえば一気にですか。
【インタ】
ストックっていうか、ネタをためたりとかあります?
【ワタ】
あんまりないんですよ。
浮かぶときは本当に一気にくるんですよ。
昔、漫画喫茶で「ぺけ」っていう漫画を読んだ事があって、
その時にネタが一気に10個か20個くらい思いついて、それが過去最高ですね。
うかぶかうかばないかは波が有りますね。
【マツ】
それをネタ帳みたいのあるんですか。
【ワタ】
携帯にありますよ。携帯にメモっといて、
【マツ】
明日使おうみたいな?
【ワタ】
たいていそういうのっておもしろくないんですよ。
後から使おうとすると、あれ?って。
【マツ】
わかるわかる、ネタ帳ってメモった時点で終わるんだよね。
【ワタ】
なんか旬みたいのがあって。
しばらくしてみると、つまんなくなる。
【マツ】
笑いって一瞬の瞬発力みたいの有るんですよね。
ストーリーはじっくり考えるんですけど、
笑いの部分で、こうしようとかネタ帳に書いてもたいてい失敗してて、
笑いのとこは勢いで書こうってして。
【ワタ】
笑わせるのはなかなか難しいですよね。
考えさせるのはすごく楽だと思う。
【マツ】
たまにシリアスな文を書いてますよね。
【ワタ】
えぇたまに。あれ楽なんですよ。でもみんなを笑わすって大変ですね。
【インタ】
これ聞こうと思ってたんですけど、「10年砂時計」ってもうすぐじゃないですか。
【ワタ】
えぇ、あれ見ないとですね。僕あれ自分のパソコンでみられないんですよ。
【インタ】
僕、あの文章好きなんですよ。
【マツ】
僕も見て気になってて。日時見てみるとちょうどそろそろじゃないですか。
【十年砂時計】ろじぱらHPより |
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これがなくなるのは・・・ |
【ワタ】
あれを作った教授の方からメールが来て。
あの時の赤ちゃんが今7歳になりましたって近況書いてくださって、嬉しかったですね。
【マツ】
すごい男の浪漫って感じがする。私プレゼントの話も好きで。
【ワタ】
あれはメールかなんかで流れてきたやつですね。
【インタ】
更新って書く時間ってどのくらいですか?
【ワタ】
書くのはそんなにかからないですよ、5分…3分くらいかな。
【マツ】
え、そんなに短いんですか。
【ワタ】
ネタが浮かんでれば早いですよ。逆にメールの返信とかのほうが大変ですよ。
【インタ】
はじめてメールしたじゃないですか、きっと返事なんか来ないんだろうなって思ってたんですよ。
あんだけ巨大なサイトですし。
そしたらすぐ返事が来たからすごい嬉しくて。
【ワタ】
みんなおっしゃるんですよね。みんな結構返さないみたいで。
【インタ】
私も結構自分の中ではマメに送ってるつもりなんですけど、必ず律儀に返ってくるってすごいなーって。
【ワタ】
まず基本女性は返すじゃないですか。
【一同】(笑)
【ワタ】
でも、女性ばっかりに返事してると、あいつ女にばっかりっていわれちゃうんで男性にも(笑)
【マツ】
うちのお客さんでろじぱらで知って、今でも毎回来てるってお客さんが結構いて。
ワタナベさんの力だなーって思うんですよ。
【ワタ】
いや、でも最初はそうかもしれませんけど、現在まで続いてるのはほら、みなさんの力ですよ。
【一同】
いやいやいやいや(アンタッチャブル風に)
【ワタ】
今止めろ、今止めろ(録音)良い事言ったぞ。ここで終われ。
【一同】
(笑)
【ワタ】
いや、でもほんとにそう思いますよ。
【マツ】
でもやっぱりワタナベさんがいなかったらその人達は6Cを知らずにいるわけですから、すごいきっかけですよね。
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