特別企画 スペシャル対談 第2回 ワタナベ氏×松本陽一 

::::: 4.ロクバンシード

【マツ】
ワタナベさんは…テンリロからご覧になってますよね?
ちなみにテンリロはどちらを。

【ワタ】
男バージョンです。

【インタ】
6C作品で、この作品のここが好きとか、このキャラが好きとかありますか?

【ワタ】
どの作品も色が違うじゃないですか。それぞれどれもいいんですよ。
好きなところが違うんですよ。
テンリロはギャグ満載ですごく面白かったし、露の見た夢は最後にちょっと泣いちゃったりとか。

【マツ】
ワタナベさん的にはギャグ系とか感動系とか好みは?

【ワタ】
タイトル忘れましたけど浅田さんが最後に号泣するやつ。

「ラストシャフル」
2004
年9月 作・演出 久間勝彦

【マツ】
ラストシャフルですね。

【ワタ】
あれは泣きましたねー。

【インタ】
三回泣いたって書いてありましたね。

【マツ】
あれはいいシーンですよね、浅田の芝居はともかく、

(笑)

【ワタ】
自分の中であれは(舞台上で演じてるのは)浅田さんだって思ってるんですけど、泣いちゃうんですよ。
でも俺アンケート書いたんですけど、「ブルーテント クリスマス」の浅田さんのテディベアはないですよ!
あれはないよ。

【マツ】
最初の稽古の頃はおおよそ親子とは思えなかったですよ。
「お父さん、お父さん」って抱き合うシーンがあるんですけど、
二人の間にものすごいでっかい壁があって、

【ワタ】
援交チックな、

【マツ】
戸田は浅田を拒絶して、浅田も遠慮があって、なんだこれぇ?みたいな。
あの壁はぶ厚かったなあ。本番までにとれんのかなあーって。

拒絶してませんって、不慣れなだけですって(笑)←【後日、戸田より】

【インタ】
あのシーんの稽古は本番までやってましたもん。

「ブルーテント クリスマス」
2005年12月 作・演出 久間勝彦

【ワタ】
でも僕、あのシーン泣きましたよ。

【インタ】
25〜30才前半の男性が特にぐっとくるみたいですね。

【ワタ】
ああ、家族を持ち始めたくらいのね、
持ってないけどね。(しくしく)

【インタ】
なかなか大人の芝居ですからね。

【ワタ】
ある程度年齢重ねないとね。
でもよかったですよ。ホステスの二人も。今風の言葉使わせてもらったら、
「ツンデレ」ですよ。

【一同】
???

「ツンデレ」?

【一同】一斉に
ってなんですか?

【ワタ】
!!!!うああああ、俺の居場所がないっっっっ!!!!(ぱにっく)

【一同】
「ツンデレ」?

【ワタ】
「ググレ」おまえら!

【一同】
「ググレ」?

【ワタ】
「ググレ」は今は日常語ですよー!

了解しました。

【マツ】
ネット用語とか?

【ワタ】
「ツンデレ」は既に一般用語化してますよ。

【一同】
「ツンデレ」?

【ワタ】
俺悪くない、俺悪くない、

ツンデレ:萌え属性の一種。元はギャルゲー用語だが、現在は萌え業界全般で広く用いられている。

■概説
ツンデレとは例えば、“普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃついてくる”ようなタイプのヒロイン、あるいは、そのさまを指した言葉である。

別の具体例を挙げれば、ストーリー開始時は主人公に対して刺々しい態度(=ツンツン)を取っていたヒロインが、何かのきっかけでツンツンの中にも隠し切れない照れを見せる、あるいは反転して急速に好感度を上昇させていく(=デレデレ)などのパターンがありうる。

古典的なラブコメはこのパターンが少なくなく、現在でも広義に捉えればツンデレ的恋愛要素を利用する作品は数多い。ベタとも王道とも受け取れる手法である。

ツンツンには大まかに言って、無口で非社交的なタイプと、プライドが高くて活発なタイプの2通りが存在する。

萌え属性としては、一般に「ツリ目」「ツインテール」「金髪」「眼鏡」「お嬢様」「委員長」「妹」などと相性が良いとされ、特にツリ目はツンデレの目印といっても良い。

引用:はてなダイアリー

【マツ】
誉め言葉ですよね。

【ワタ】
つっけんどんだけど、中身は優しいよみたいな。

【マツ】
あ、つんつんでれでれ!

【ワタ】
そう!

【一同】
なるほどぉ。

【インタ】
結構家族ものって弱いですか?

【ワタ】
弱いです。
心のどこかで出したい自分がいるんですよね。
でも笑いを求める自分もいるからテンリロとか好きですね。
やっぱり感想ってくるんですか?

【マツ】
アンケートきますよ。見終わった後の感想が一番ダイレクトですからね。
役者も夢中になって読みますね。

【ワタ】
僕も大学の時にサークルでイベントがあって、その時もアンケートやって、自分の名前とかあると、わーって思いますね。あ、だから舞台用語とか分かりますよ。
上手、下手、サスとか、袖とか(笑)

【マツ】
人前に出るのとか好きなんですか?

【ワタ】
エンターテイメントとか好きですね。
そのサークルの時も、イベントを見てすごい喜んでくれるんですよ。
それで人を楽しませるのっておもしろいなって思いましたねー。

【マツ】
人を楽しませようっていうのはその頃から?

【ワタ】
そうですね。

【マツ】
じゃあ文章を書くっていうのも?

【ワタ】
反応がくるっていうのがやっぱりいいでよね。
そのイベントやった時もやっぱりアンケートみましたもん。感想を裏まで書いてかいてくれる人がいるとうれしいですね。
この前「オフ喜利」っていう企画があって、

【マツ】
なんですかそれ?

【ワタ】
有名なサイトの管理人が集まったイベントで、大喜利をやったんです。
その回答者として選ばれてしまいまして。
全然しゃべれなくて悲しい結果になってビックリしたんですけど。

【インタ】
その時の日想を読んで、すごいつらそうなのが(笑)

【ワタ】
ビックリしました、あのときは。
誰を観に来ましたか?
「ワタナベ」
一番つまらなかった人?
「ワタナベ」

【マツ】
すごい企画ですね。

【ワタ】
300人の前でつまんないって言われるんですよ。

【マツ】
ちなみにどんなお題がでました?

【ワタ】
写真をみて何かおもしろいことを答えるとか。
「取引先の上司に絶対言ってはいけないことを言ってしまいました。さて何でしょう?」

【マツ】
むずかしいな〜

【ワタ】
もうとりあえず、シモでいけって、3回くらい言いましたもん。ちん○ー!
会場どんびきー。
あれは本当にすごいですよ。

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